皮膚科を学ぶ。紫斑。

紫斑は、真皮か皮下組織のところで出血している状態。

物理的障害(老人性紫斑)

、血管炎、血液の異常(血小板や凝固の異常)に分かれる。

 

隆起している紫斑は、炎症を意味し、血管炎を示唆する。

血管炎は、小血管炎が多いが、臓器障害をきたすと死んでしまうこともある。

小血管炎の分類としては、ANCA関連のものと、免疫複合体性血管炎がある。

免疫複合体性っていうのは、IgA血管炎(ヘノッホシェーンライン紫斑病)・クリオグロブリン血症性血管炎など。

血管炎の診断は皮膚生検で行って、そのうえで、採血(ANCA測定、クリオグロブリン測定、蛍光抗体法)とか行って病型を分類する。

 

隆起してなければとりあえず一安心。

Toshi